Menu
Scroll

わたしたちについて

about Suikou flower

わたしたちの想い

花を生けるとき、私たちは花の表情をじっくりとみつめます。
角度によって強くも優しくも、元気にも弱くも見える花の表情。

いけばなは、花や枝を削ぎおとしていくことで成り立ちます。
そこで培われるのは、決断力です。
仕上がりを想像し、それに向けて準備をする。
そのすべてが、あなたの生活にもきっと生きるはずです。

心を込めて生けると花は必ずあなたにこたえてくれます。
ぜひ、Suikou flowerでいけばなの魅力を感じてください。

いけばなとは

6世紀飛鳥時代の仏教伝来とともに、仏さまへの供え花として日本の華道は形づくられました。
やがて、客人をもてなす場に「立て花」が用いられるようになり、室町時代には上流階級の嗜みとして「投げ入れ」が栄えました。
江戸時代中期には、日本の華道は大衆の文化として広く受け入れられ、隆盛を迎えました。
その後、明治、大正、昭和の時代を経て、現在日本の華道は生活の一部として取り入れられています。

Suikou flowerとは

四季折々の花の美しさや、いけばなという伝統文化の魅力をより多くの方に感じてほしいという思いから、令和元年(2019年)に流派創立70周年を迎えた華道 翠香流を源流としてSuikou flowerを立ち上げました。
Suikou flower は“楽しくカジュアルに生けること“をテーマに、いけばなにおける技法だけでなく、花を通して「こころ」を表現する方法をお伝えします。

翠⾹流について

華道 翠香流は、明治の末期より華道の研鑽を積んだ初代 竹中翠香(竹中義一)が、自由に個性を発揮できるいけばなを模索したのち、昭和24年(1949年)に立ち上げます。
一般に親しまれていた盛花や投げ入れなどの花型の開発に努める一方で、彦根城の堀や琵琶湖に作品を浮かべるなど、従来の古典的ないけばなにはなかった大胆な発想でも注目されました。
そんな竹中翠香の意思を受け継ぎ、伝統的ないけばなの作法は守りながらも、形にとらわれず自由に個性を表現し続ける新しいいけばなの流派です。

翠⾹流の歴史

昭和24年(1949年)、初代 竹中翠香(竹中義一)が旧彦根藩主 井伊直愛夫人であった井伊文子先生の後押しによって立ち上げます。彦根城の堀や琵琶湖に作品を浮かべるなど、借景と花を融合させる大胆な演出で耳目を集めました。
昭和48年(1973年)には高松宮妃殿下より日本いけばな芸術協会特別会員の認証状を授与され、昭和57年(1982年)同協会評議員を拝命。
平成28年(2016年)4月、次女である御代翠萌(御代麻理子)が4世家元を継承し、令和元年(2019年)で流派創立70周年を迎えました。